
FAR EAST BAZAARは、10年ぶりにアラビアン・ジェラートのカップを一新しました!(2023年5月1日(月)より全国の店舗およびオンラインショップにて販売開始)
今回は、新しくなったカップのデザインに込められたストーリーについてご紹介させていただきます。
美しさと輝きの象徴である「月」
アラブの世界では、「月」は(特に女性の)”美しさ”や、(他の星々より強い)”輝き”を表わします。
今回のデザインでは、ベースカラーを、古代メソポタミア文明の頃から高貴な色とされてきた「青」に一新しました。
新石器時代から、アフガニスタンで採掘され地中海世界まで運ばれた、ラピスラズリを精製した顔料の「ウルトラマリン・ブルー」。ウルトラマリン・ブルーは、”海を越えてきた青”という意味で、金と同等に高貴な色とされてきました。
また、紀元前よりシルクロードの要所として様々な民族・文化が交差し、”地球で最も美しい”と謳われてきた街「サマルカンド」では、「サマルカンド・ブルー」という鮮やかな青いタイルで建築物が飾られています。
ベースのカラーは、日が暮れてから月が出てくるまでの時間である「宵闇(よいやみ)」を、青から紺のグラデーションで表現。そして三日月は表面をアラベスク模様で飾り、その幾何学模様は、”無限の(宇宙の)秩序”を表わしています。さらに、アラビア語の「サラーム(あなたに、幸せがありますように)」というメッセージを浮かべました。
無限に広がる時間と空間、秩序、そしてひと時の幸せ
新デザインは、サマルカンド・ブルーの宵闇に浮かぶ月、無限と宇宙の秩序を表わすアラベスク、そして幸せの祈りがモチーフとなっています。これを手にする皆様が、シルクロードの遥か彼方の宵闇に浮かぶ月に、宇宙に無限に広がる時間と空間、秩序、そしてひと時の幸せを感じて頂ければ嬉しく思います。
※新デザインのジェラートカップは、全国のFAR EAST BAZAAR店舗にて2023年5月1日(月)よりお楽しみいただけます。
※オンラインショップでは、5月1日(月)から新デザインのジェラートカップにて、アラビアン・ジェラートを販売いたします。(一部フレーバーは旧デザインも同時に販売)