夏至と、日本独特の半夏生のお話。

今日のテーマは一日過ぎてしまいましたが夏至と、日本独特の半夏生のお話です。このテーマを選んだ理由は私自身夏至についての知識がほぼなかったため、それについて調べ日本の文化も発信し繋げていきたいと感じたためです。

日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日が夏至です。いつが夏至かは天文学的に決まり、毎年、6月21日か22日です(今年は21日)。この日を境に、だんだんと日が短くなっていきます。ちなみに、夏至という日本での名前は、二十四節気(にじゅうしせっき)という中国の古いこよみから来ています。

二十四節気は太陽の動きをもとにした暦で、季節を表すのに便利だったため、月の動きをもとにした太陰暦が普通だった時代からよく使われてきました。1年を24等分して、夏至・冬至の中間の日(昼と夜の長さが同じ日)を春分・秋分とさだめています。二十四節気は中国で生まれた暦のため、ネーミングの季節感が日本とは微妙に違う部分があります。例えば、立秋が8月7日ごろだったり、夏至は梅雨のない北海道を除いて、ほぼ日本全域で梅雨だったりします。

そのため、雑節(ざっせつ)という日本独自の暦を表す言葉も生まれました。
八十八夜(5月1日or2日)、入梅(6月10日or11日)、半夏生(はんげしょう:7月1日or2日)、土用(7月19日or20日)といったものです。

あと十日ほどで来る半夏生についても、、

→7月2日ごろ(2020年は7月1日)。夏至から数えて11日目。
梅雨の末期で、半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生える多湿で不順な頃とされています。農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年でもこの後は田植えをしないという習慣がありました。地方によっては、ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えがあり、この時期に農作業をしないようにという戒めになっているようです。半夏生までに田植えを済ませた農家では、この日の天候で稲作のできを占います。
半夏生は、この植物にちなんで名付けられたとされています。
※ 烏柄杓(カラスビシャク)は毒草ですが、生薬としても用いられています。
香川では田植えや麦刈りの労をねぎらい、うどんをふるまうならわしがあったそうです。
関西では、タコを食べる習慣があります。

雑節の日付は二十四節気を基準に算出されるため、太陰暦と関係なく、太陽の動きで決まります。つまり、今の太陽暦とほぼリンクしていて、夏至や冬至と同じく2日間のどちらかです。

~夏至の食べ物の風習全国編~
○関東地方 ⇒ 新小麦で焼き餅を作って神に供える
○島根県、熊本県の各郡 ⇒ 小麦で団子やまんじゅうを作って神に供える
○大阪近郊 ⇒ タコを食べる(夏至から半夏生まで)
○京都府 ⇒ 水無月という和菓子を食べる
○愛知県 ⇒ 無花果田楽を食べる

タコを食べるのは、夏至が田植えの時期に来ることもあり、タコの八本の足のように、稲の根が八方に深く根を張るように。という祈りをこめたものだそうです。

愛知は無花果生産日本一!お恥ずかしながら今回初めて知りました。。!
いちじくはかつて、「不老長寿の果物」と呼ばれており、薬としても使われていました。また、「田楽」は、豊作祈願の踊りである「田楽」に由来していることから、無花果田楽を食べることで「健康に過ごせるように」「豊作祈願」と二つの意味があるようです。