ジェラート「マロングラッセ」ラージカップ（35％お得）

ブランデーの芳醇な香りに誘われて口にするのは、濃厚な大人のジェラート

寒さが一段と深まり、冬の訪れを少しずつ感じる、11月。
収穫を終えた栗たちが、花蜜糖でつくったシロップに染み込まれ、グラッセ（砂糖やシロップで煮ること）されます。

私たちが作るマロングラッセは、ヨーロッパの伝統製法に習います。
渋皮を剥いた栗に花蜜糖でつくったシロップを染み込ませ、シロップの糖度は日に日に少しずつ上げていきます。

グラッセ、冷まして、またグラッセ・・・

この工程を 4 日間繰り返して、5 日目にやっと完成。最後にブランデーを加え、芳醇な香りをつけます。

マロングラッセのペーストを練り込んだジェラートに、もうひと工夫。カラメルのように芳醇な味わいと上品で甘い香りが特徴的な、花蜜スピリッツを混ぜ込みさらに濃厚なジェラートが完成です。

マロングラッセは、少し大人びた、愛の味。

マロングラッセの歴史は古く、茹でた栗を蜂蜜に浸したものがその始まりと謂われ、古代ローマの詩にも登場します。

マケドニアの英雄・アレキサンダー大王が、最愛の妻へマロングラッセを贈ったことから、ヨーロッパでは男性が女性にマロングラッセを贈り、永遠の愛を誓うという風習があります。

長い間、ヨーロッパでは一握りの特権階級の人のためのお菓子であったマロングラッセ。今でも、他の伝統菓子と比べ特別なものであり続けながら、多くの人々に好まれ、親しまれています。

秋田県の特産、日本一大きな栗と云われるその名は「善兵衛栗」

マロングラッセジェラートに使用するのは、善兵衛栗（ぜんべえぐり）。

秋田県仙北市特産の「西明寺栗」の中でも、化学肥料を一切使用しない栽培方法にこだわり、時間と手間を惜しまない栽培管理を行う、赤倉栗園の優良品種です。

赤倉栗園では栗の木はできるだけ多くの葉に陽があたるよう、また、風通しを良好にするために高さを揃えて、横に広がるように剪定されます。
枝が広がり、葉が大きく育てば光合成の効率がよくなり、実が大きく、甘い栗となる。完熟した栗の自然落下を待ち、収穫へ。

収穫後は選別ののち、薬剤を使用しない殺菌法の温度処理がされたあと、低温貯蔵の工程へ。この工程を経て、栗のデンプンが糖に変換し、糖度は 1 ヵ月で 4 倍となります。

善兵衛栗、そして花蜜と芳醇なブランデーが織りなす、濃厚で贅沢な大人のジェラート。ぜひこの冬、お楽しみください。