

クナーファ
カダイフ生地という、トルコやギリシャを起源とする麺状の生地を使用した伝統菓子。
アラブ全域と、バルカン半島の国々において食され、地域によってナッツの種類や、チーズなどを挟む様々なバリエーションがあるのも特徴。
サーサーン朝ペルシアに端を発する叙事詩「千夜一夜 物語」にもたびたび登場します。

メルス
古代メソポタミアの都市ウルク発祥。
世界最古と云われギルガメッシュ王も味わったウルクのレシピは、楔形文字で古代の粘土板に刻まれています。
紀元前2000~紀元前500年頃の
ヘレニズム時代に至るまで食された古代菓子の超ロングセラー商品といえます。

バクラヴァ
オスマントルコ帝国時代のトプカプ宮殿で発展したとされる菓子。
何枚も重ねた薄いフィロ生地にナッツを挟みたっぷりのシロップをかけて焼き上げます。
トルコではラマダン明けのお祭り「バイラム」や、お祝いに欠かせない菓子でもあります。

古代小麦のクッキー
焼き上げた古代小麦の芳しさ、花蜜の気品漂う甘み、ザクザクのクラフト感。
古代メソポタミアの人々は、古代小麦をどんな風に焼き上げたのでしょうか?きっと手でこねあげて、ひとつひとつ形作り、こんな風にザクっと焼き上げたに違いありません。

古代小麦のハーマンタッシェン
ユダヤ教のお祭りで、アダルの月といわれる「一年中で一番幸せな月」の期間に開催される「プリム」。
そこで伝統的に食べられるハーマンタシェン。小麦を三角形に練り込み、中にフィリングを詰めて焼くお菓子を、古代小麦を使用して再現しました。